Tokyo CT Technology Seminar

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[TCTT主催実習] Catphanを用いたDynaCTと64列MDCTの物理評価

【日  時】 平成20年10月18日(土)15時00分〜18時00分

【場  所】 順天堂大学医学部附属練馬病院 画像診断センター
       〒177-8521 東京都練馬区高野台3-1-10

【講  師】 順天堂大学医学部附属練馬病院 放射線科
       木暮陽介・高橋 修

文責 杏林大学医学部付属病院 小柳正道

 2008年10月18日(土)順天堂大学医学部附属練馬病院画像診断センターにてTCTT主催実習「Catphanを用いたDynaCTと64列MDCTの物理評価」がイベントとして行われました。
 TCTTイベント内容で実習は初めての試みで、講師は順天堂大学医学部附属練馬病院、木暮陽介先生・高橋修先生です。初めにオリエンテーション、自己紹介からはじまり、Aquilion64 ・DynaCTの装置概要、Catphanファントムの説明、低コントラスト分解能に関してのレクチャー、DynaCT実習、Aquilion64列実習、GWディスカッション・ImageJ操作方法、SD算出方法、NPS算出方法、総括とたいへん内容の濃い企画でした。
 GWディスカッションの内容は2グループに分かれてのAquilion64 ・DynaCTの画像評価です。テーマとしては1、高コントラスト分解能に優れている画像の順位付け、理由・考察、2、均一性において優れている画像の順位付け、理由・考察をグループで検討するという方法です。高コントラスト分解能において64列CT・DynaCTの比較なら当然CTが優れているだろうという先入観がありましたが、実際に評価すると同一マトリクスでもDynaCTが優れている画像を確認できました。また均一性に関しては全体的な「見た目」で観察したもので順位をつける事も可能ですが、SDやNPSを用いて定量し、その結果から画像の物理特性評価を理解する事ができました。「画像データから考察を考える」良い練習になったと思います。
 先入観や感覚だけで、データを評価する事は至極簡単な事なので、とかく理由をつけては「基礎データの物理評価」から逃げがち(私だけ?)ですが、改めてこれらの重要性を認識しました。その昔、学生時代にこんなグループ実験や討論をしたなと懐かしさも感じました。
 今回のイベントは、他の施設の技師との混合によるGWディスカッションがメインであり、グランドデザインにある、東京地区の施設の壁を無くし、知識や技術を共有するという本研究会の趣旨に一番近いスタイルなのだったのではないかと思います。この内容とタイトルだけみると、「マニアックで参加しづらい」「怖そうなオジサンがいそう」と考えられる諸兄も多いかと思いますが、そんな事はありません。「CTに興味がある、面白い!」「日常の技術の疑問を解消したい」と考える方は参加すると必ず得るものがあると思います。学んだあとは必ず懇親会?もあるようですし...
 最後に、講師をしていただいた木暮先生・高橋先生ならびに順天堂大学医学部附属練馬病院の皆様お疲れ様でした。イベントを円滑に進めるために資料・画像データを準備していただきありがとうございました。またこの場をお借りして、研究会発足時からの世話人の皆様の御苦労お察しします。これからもよろしくお願い致します。


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