Tokyo CT Technology Seminar

Login
ID:
PASS:
 
Admin Login
PASS:
 

[TCTT主催講義] フレッシュマンの為の症例検討会

三井記念病院放射線検査部 赤城輝哉

 2017年4月20日(木)に三井記念病院会議室にて第85回TCTTイベント「フレッシュマンの為の症例検討会」が開催されました。
 今回は私と慶應義塾大学病院杉澤氏が講師として、当直などでいつもCTに従事していない又は経験の少ない技師を対象として急性腹症に注目し実症例画像を供覧しながら解説いたしました。まず検査の前にどのようなことを予想し、単純を撮影した後にそこからどのような所に注目すればよいのかなどを理解していただきたいと考えておりました。

 講義は、まず私の方からイレウス、腸炎、胆のう炎、急性膵炎、肝細胞破裂の症例を用意しそれぞれの疾患の定義、分類、症状、病態などを解説し画像供覧し注目ポイントを説明しました。当直などでは、RISに送られてくる検査目的がまずの情報源であります。また、当院でもそうですが造影剤の注入には研修医の先生が検査室に患者とともにおとずれますので是非その際に問診、採血等の情報を得ていただきたいと思います。

 後半は杉澤さんが担当し虫垂炎、尿管結石、尿管破裂、消化管穿孔によるフリーエアなどを紹介していただきました。造影ありきでなくまず単純をよく見ることが大切であるとおっしゃって頂きました。自分自身も他施設の画像を供覧する機会はなかなかありませんので大変勉強になりました。

 TCTTに限らず多施設の技師が集まってのfilm readingは機会が少ないと考えています。
今回は「フレッシュマンの為の」と題名に記しましたが知っている疾患でも症例が変われば見え方や場所が変わります。それぞれの施設でも行われているのかもしれませんがこのような機会は数多く参加し知識の蓄積が検査前の準備、単純での注目力になっていくのではないかと期待しています。

 その後の懇親会にも10名もの方に参加いただき講義では話しきれないことや実際に経験したことであの時どうしたら良かったのかなどゆっくりと楽しく語らいました。是非、懇親会も予定が合いましたら参加してみると良いと思いますよ。

 今回のイベントに講義協力頂きました杉澤様、会場設営や受付などを担って頂いた三井記念病院の後輩技師皆様に感謝御礼申し上げます。
 
 ありがとうございました。


image_5add73afcae8b